内定後にやることリスト|承諾の返事・辞退メール・複数内定の選び方まで
内定後にやることを時系列で解説。内定承諾の返事と内定承諾書の扱い、複数内定の選び方、角が立たない内定辞退メールの例文、内定ブルーの対処、入社までの過ごし方まで、就活の終盤を迷わず進めるためにまとめました。

目次
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得る目的で、事業者の広告(プロモーション)を含みます。掲載サービスへのリンクには広告が含まれることがあり、申し込みは各サービスのサイトで行われます。
内定をもらえた——そこで就活が終わりではなく、内定後にやるべきことがいくつも残っています。承諾の返事、内定承諾書の提出、複数内定を抱えたときの選択、進まない内定の辞退、そして入社までの準備。この記事では、内定後にやることを時系列で整理し、承諾の返事・辞退メールの例文・内定ブルーの対処まで、迷わず進めるための実務をまとめます。
内定後にやることリスト(全体像)
まずは全体像をつかみましょう。内定後は、次の順で動くと抜け漏れがありません。期限のあるものから先に片づけるのがコツです。
- 1
① 回答期限と条件を確認する
内定通知に書かれた『承諾の回答期限』『勤務地・給与などの条件』をまず確認します。複数内定がある場合は、それぞれの期限を並べて把握しておきます。
- 2
② 複数内定なら自分の軸で比較する
どこに入社するかを、給与や知名度だけでなく『就活の軸』に照らして比較・決定します。後半で比較の方法を紹介します。
- 3
③ 進まない内定は早めに辞退連絡する
入社しないと決めた企業には、できるだけ早く辞退の連絡を入れます。放置は他の内定者や企業に迷惑がかかるため厳禁です。
- 4
④ 承諾の返事と内定承諾書を提出する
入社する企業へ承諾の意思を伝え、求められた内定承諾書や必要書類を期限内に提出します。
- 5
⑤ 入社までの準備を進める
健康診断や提出書類の準備、学業の仕上げ、生活リズムづくりなど、入社に向けた準備を少しずつ進めます。
内定承諾の返事と内定承諾書
内定の連絡を受けたら、まずお礼の返信をします。そのうえで、承諾するかどうかの返事を期限内に行います。回答期限は企業によって異なりますが、1週間〜1カ月程度を目安に設定されることが多いとされます。
承諾の返事の伝え方
- 承諾する場合:感謝とともに入社の意思をはっきり伝える。『内定をいただきありがとうございます。ぜひ入社させていただきたく、よろしくお願いいたします』が基本形。
- 待ってほしい場合:他社の選考結果を待ちたいなど、正直に事情を伝えて相談する。『大変光栄に思っております。恐れ入りますが、◯日まで検討のお時間をいただけますでしょうか』のように、期限を添えて依頼する。
- メール・電話どちらでも:企業から指定があればそれに従う。指定がなければ、まずメールで返信し、必要に応じて電話で補足すると丁寧。
内定承諾書とは
内定承諾書は、内定者が入社の意思を示すために提出する書類です。『入社誓約書』などと呼ばれることもあります。これは企業と内定者の意思を書面で確認するためのもので、提出したからといって他のすべての選択肢を失うわけではありません。法律上、内定は始期付解約権留保付労働契約(入社日を始期とし、双方が解約権を留保した労働契約)とされ、労働者側からは一定期間前に申し出れば辞退できるのが原則です。
複数内定をもらったときの選び方
複数の内定を得られたら、どこに入社するかを決める必要があります。ここで給与や知名度といった一面だけで選ぶと、入社後に『思っていたのと違う』というミスマッチが起きがちです。自分が就活で大事にしてきた軸に照らして比較しましょう。
- 1
① 比較する項目を決める
仕事内容・働き方・成長環境・社風や人・待遇・勤務地など、自分が重視する項目を5つほど書き出します。就活の軸がそのまま判断項目になります。
- 2
② 企業ごとに点数をつける
各項目を内定先ごとに5段階などで評価します。感覚ではなく表にして並べると、どこが自分に合うかが見えやすくなります。
- 3
③ 重みづけして見直す
項目には優先順位があるはず。『絶対に譲れない項目』を特に重く見て、総合点だけに引っ張られないよう最終判断します。
- 4
④ 迷ったら現場の声を聞く
決めきれないときは、実際に働く先輩やOB・OGに話を聞き、入社後の働き方を具体的にイメージします。
内定辞退の伝え方とマナー(例文つき)
入社しない企業には、内定辞退の連絡を入れます。言いづらく感じても、連絡しないまま放置する『バックレ』は厳禁です。辞退は就活ではよくあることで、マナーを守って誠実に伝えれば、角が立つことは少ないでしょう。ポイントは早めに・感謝とお詫びを添えて・理由は簡潔にの3つです。
電話とメール、どちらで伝える?
基本は電話で伝え、そのうえでメールを送るのが丁寧とされています。電話なら誠意が伝わりやすく、行き違いも防げます。ただし、承諾前の早い段階や、電話がつながらない場合は、メールのみでも失礼にはあたりにくいです。どちらの場合も、辞退理由を根掘り葉掘り説明する必要はなく、『検討の結果』『他社とのご縁』など簡潔で構いません。
内定辞退メールの例文
例文(承諾前の辞退):「お世話になっております。◯◯大学の△△です。先日は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。大変光栄なお話で、慎重に検討してまいりましたが、自分の適性やキャリアを考えた結果、誠に勝手ながら今回は内定を辞退させていただきたくご連絡いたしました。貴重なお時間を割いていただいたにもかかわらず、このようなお返事となり心よりお詫び申し上げます。末筆ながら、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。」
例文(承諾後の辞退):承諾後は、まず電話でお詫びしたうえで、改めてメールを送ります。「一度は内定を承諾しておきながら、このようなご連絡となり誠に申し訳ございません。深く検討した結果、◯◯の理由により辞退させていただきたく存じます。多大なご迷惑をおかけすることを重々承知のうえでのお願いで、心よりお詫び申し上げます。」のように、承諾後であることへのお詫びを厚めにします。
内定ブルーの正体と対処法
内定が決まったのに、なぜか気持ちが晴れない——これは内定ブルーと呼ばれ、多くの人が経験するとされる自然な現象です。『本当にこの会社でいいのか』『自分にやっていけるのか』といった不安が、大きな決断のあとにふくらむのです。異常なことではなく、真剣に将来を考えているからこそ起こる、と捉え直すところから始めましょう。
- 不安を書き出す:頭の中のモヤモヤを紙に書き出し、『実際に起きている事実』と『まだ起きていない想像』に分ける。多くの不安は想像の側にあると気づけます。
- 内定先とつながる:内定者交流会や面談など、内定先の人と話す機会を持つと、入社後のイメージが具体的になり不安がやわらぎます。
- 生活リズムを整える:就活で乱れがちだった睡眠・運動・食事を戻す。心身が整うと、不安そのものが小さく感じられます。
- 比較しすぎない:SNSで他人の進路と比べると不安が増幅します。情報から少し距離を置くことも対処のひとつです。
入社までの過ごし方
内定から入社までの期間は、人生でも貴重な自由な時間です。遊びやアルバイト、旅行も大切にしつつ、入社後に困らない準備も少しずつ進めておくと、スムーズなスタートが切れます。
- 学業を仕上げる:卒業単位や卒論・卒業研究を確実に終わらせる。卒業できなければ内定が取り消される可能性もあるため最優先。
- 提出物・事務手続き:健康診断、必要書類、入社前研修やeラーニングの案内が届いたら、期限内に対応する。
- 生活の基盤を整える:一人暮らしを始めるなら住まい探しや引っ越しの計画を早めに。社会人としての生活リズムに少しずつ寄せていく。
- 仕事の土台づくり:業界の基礎知識やビジネスマナー、必要な資格・スキルの学習に軽く触れておくと、入社後の立ち上がりが楽になる。
まとめ:内定後こそ、落ち着いて意思決定を
内定後は、承諾の返事 → 複数内定の比較 → 辞退連絡 → 承諾書の提出 → 入社準備という流れを、期限のあるものから順に進めるのが基本です。辞退は早めに誠実に、選択は自分の軸で。そして内定ブルーは『真剣に向き合っている証拠』と受け止め、焦らず整理していきましょう。
複数の内定や選考が同時に動く終盤こそ、状況を一覧で把握できると意思決定がぶれません。エントパに応募先・回答期限・選考状況をまとめておけば、『どの内定の返事がいつまでか』『どこを辞退済みか』が一目でわかり、承諾・辞退の判断を落ち着いて行えます。マイプロフィールに整理した就活の軸と照らして最終判断するのもおすすめです。内定の選び方に迷ったら就活の軸の考え方を、辞退や承諾のメールに不安があれば就活メールのマナーを、気持ちが沈んで就活がしんどいと感じるときは関連記事もあわせて参考にしてください。
よくある質問
内定承諾の返事はいつまでにすればいい?+
回答期限は企業によって異なり、1週間〜1カ月程度を目安に設定されることが多いとされます。まずは内定通知に書かれた期限を確認しましょう。期限内であれば『検討したい』と正直に伝えて待ってもらえる場合もあります。期限が過ぎそうなときは、放置せず早めに相談するのがマナーです。
内定承諾書を出したら辞退できなくなる?+
内定承諾書は入社の意思を示す書類ですが、提出後でも辞退できないわけではありません。法律上は労働者側から一定期間前に申し出れば辞退は可能とされています。ただし企業の採用計画に影響するため、承諾後の辞退は避けたいもの。辞退する場合はできるだけ早く、誠実に連絡しましょう。
内定辞退はメールだけで済ませていい?+
内定辞退はまず電話で伝え、そのうえでメールを送るのが丁寧とされています。電話がつながらない場合や、承諾前の早い段階であればメールのみでも失礼にはあたりにくいですが、感謝とお詫びを添え、理由は簡潔にまとめましょう。無断でそのまま連絡しないのは厳禁です。
複数内定をもらったらどう選べばいい?+
給与や知名度だけで決めず、自分の『就活の軸』に照らして比較するのがおすすめです。仕事内容・働き方・成長環境・価値観との相性などを項目にして点数化すると、感覚に流されず判断できます。迷ったときは実際に働く先輩に話を聞くと、入社後のイメージが具体的になります。
内定ブルーで気持ちが沈みます。どうすれば?+
内定ブルーは大きな決断の後に起こる自然な不安で、多くの人が経験するとされています。不安を書き出して『事実』と『想像』に分ける、内定先の人と話す機会を持つ、生活リズムを整えるなどで和らぎます。どうしても辞退を考えるほど悩むなら、信頼できる人やキャリア相談の窓口に話すのも有効です。
関連記事

就活がしんどい・やめたいとき|原因別の捉え直しと立て直し方
就活がしんどい・やめたい・つらいと感じる原因を、お祈り・比較・先が見えない・親の期待など場面別に捉え直し。疲れたときの立て直し手順、休むことの肯定、相談先、視野を広げる選択肢までまとめました。

就活の軸とは?決め方・例文一覧と面接での答え方【就活の基本】
就活の軸とは何かと決め方を3ステップで解説。切り口別・業界別・価値観別の軸の例一覧に加え、面接・ESでの答え方の型と回答例文、軸が思いつかないときの対処法までまとめました。志望動機づくりにも役立つ実践ガイドです。

就活メールの書き方|返信・お礼・日程調整・辞退の例文とマナー
就活メールの書き方を例文つきで解説。件名・宛名・署名の基本構成、返信マナー(24時間以内・引用)、日程調整/日程変更/面接のお礼/選考辞退/内定保留/問い合わせのシーン別文例と、やりがちなミスまで網羅しました。